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今回はリマの中でも日系の人たちが多く住む、ヘススマリアという地区で見つけたカフェ・ゴチ(Café Gochi)をご紹介しようと思います。

平日のランチタイムは待つのを覚悟で

Gochi店内

リマではランチタイムというとだいたい13:00〜15:00ぐらいです。この時間はどこのレストランも大変賑わっていますが、このCafé Gochiも13:00過ぎになるとすぐにお店の外まで行列ができ始めます。おひとり様の場合だと相席になる可能性も。

お店の入り口にランチメニューの看板が掲げられています。列に並んでいる間に注文を取りに来てくれて、席に着くとすぐに食事が出てきました。ユルくてのんびりとした南米とは思えない回転率の早さに少し驚きでした。

お手頃価格なランチメニュー

Gochiロモサルタード

ランチメニューは日替わりと定食の2種類があるようです。日替わりだと12ソル(約400円程)で、スープやサラダなどの前菜とメインメニュー、食後にゼリーなどのプチデザートが付いています。

定食メニューは14ソル(約450円程)で、日替わりと同じ内容にプラスして、チチャモラーダという紫トウモロコシのジュースがついていました。ペルーの定番料理ロモサルタード(写真の料理)は定食のメニュー。ちょっとボリュームあって、しっかりとお腹いっぱいになります!

ニッケイ・スイーツのユカモチを食べてみた

Gochiで出会ったユカモチ

ペルーではお昼ご飯を遅めの時間にしっかりと食べ、夕飯は遅い時間にとります。なので夕食までの少し早い時間にちょっと軽めのロンチェ(軽食・おやつ)という習慣があります。

少し早い時間に」と言うのは、その後にさらに夕食を食べることが前提だからなのですが、実際に私もこのペルータイムで食生活をしていましたが、とにかくお昼が遅くてしっかりなので、夕飯の時間になってもなかなかお腹が減らず、夜はいつもロンチェなのか夕飯なのか分からないような食事になっていました。

そんなロンチェタイムの夕方6時ごろにもCafé Gochiに行ってみました。ランチとはメニューもがらりと変わり、サンドイッチなどの軽食やトンカツのようなしっかりとした日本食までいろいろとありました。

一緒に行った滞在先の日系人ファミリーに、ユカモチは食べたことある?と言われたので、食べたことのなかった私はさっそくそのユカモチとやらを注文してみました。

ユカモチというのは見た目はチーズケーキのような感じなのですが、中身はユカというキャッサバ芋をすりおろしてケーキのようにして焼いて作っているんだそうです。モチは日本の餅のことで、食べてみると確かに食感はお餅。もち米などを使っているわけではないのにモチモチしていてまさにスイーツといった感じ。

これはペルーのお菓子?と日系人ファミリーに聞くと「これはモチだから日本のお菓子でしょ?」って言われました。でも日本ではユカは売ってないし食べないと言ったら、そしたらこれは多分日本とペルーのフュージョンだねって結論になりました。

ニッケイスイーツ。こういった日本の血を引いている日系人たちの家庭で出されている、和食の変化した日系食(コミーダニッケイ)というものをペルーでは食べることができるのです。日系食はさらに変化したり進化を遂げて、現在はニッケイ・フュージョン料理という新しいジャンルのグルメとして世界から注目されています。

私は彼らのように日本の反対側で生きている日系の人たちの優しさや強さ、生命力を感じるパワフルなところにいつも感心してしまいます。

Gochiとはもちろんあの言葉から

Gochi店名の由来

お店の名前のGochiとは日本語の「ごちそう」からきているそうです。店内には店の名前の由来も書かれていました。素敵なごちそうが提供できるお店を目指して頑張っている、というようなことが書かれていますが、そんな日本への愛を感じるこのお店はなんだかあたたかい感じがしてとても気に入ってしまいました。

お店の情報【2023年10月日本へ移転しました‼︎】

リマのヘススマリア地区にはサンフェリペという居住区があります。その中心地に小さなショッピングモールがあり、いくつかのレストランの立ち並ぶ中にCafe Gochiがあります。日系人が多く住むエリアというのもあって日本食やニッケイ・フュージョン料理のお店もよく見かけました。

【Cefé Gochi(カフェゴチ)】

場所:C.C. San Felipe, Tienda #6, Jesus María

営業時間:9:00-20:00

※2023年10月になんと日本(神奈川県大和市)へ移転したそうです!

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